ぼくたちがAIDを選んだ理由

 

こんにちは。

 

今日は、ぼく(FTM)と妻が、

なぜ、AIDを選んだのか?を書きたいと思います。

 

まず、ぼくたちが子どもを授かるために考えた選択肢は3つ!

 

  1. 家族からの精子提供
  2. 三者からの精子提供
  3. 養子縁組

 

ぼくは5人家族で、

父、母、兄、弟がいます。

そこでまず、考えたのは兄と弟のどちらかに協力してもらうということでした。

兄弟であれば、自分と同じように

父と母の遺伝子が入ることになります。

そして、生まれてきた子どもが、

自分の遺伝子ルーツを知れるということ。

ぼくの場合、有り難いことに、

両親を含め兄も弟もみんなが

理解してくれ、まるで当然のように、協力すると言ってくれました。

 

当初はこちらの方向で大方話が進んでいましたが

最終的には、三者による精子提供

という道を選びました。

 

兄が既婚者であることや、

弟の持病など様々なことを

様々な事情を考慮した結果です。

 

家族であろうと、

その人のこれからの人生、

その人の周りの人までも

良いも悪いも、巻き込むのことの重大性を十分に考えました。

 

養子縁組を選択しなかったのは、

自分のお腹で産む。

という妻の願いを

一番に尊重するとともに、

ぼく自身もそれを望んでいました。

 

妻が産んでくれれば、

自分との血の繋がりは関係ない。

どんな子でも愛す自信がある。

 

綺麗事のようですが、

これがぼくの結論でした。

 

しかし、今度、治療がどうなるかはわかりません。

その時々で、ふたりで話し合い

自分たちが信じる道を

選ぶことが大切だと考えています。

 

 

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サハラ砂漠